Kazuki's Blog

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🚀 Obsidian Vault(保管庫)をiCloudからNextcloudへ移行し、複数環境から共有可能な準備を構築する

🧩 はじめに

Markdown形式でノートを作成・管理するパーソナルナレッジマネジメント(PKM)ソフトウェアであるObsidianを使用しており、iCloud上の特定のフォルダーをObsidianのVault(保管庫)としています。複数のデバイスを使っていることもあり、この度、そのVault(保管庫)を複数のデバイスで共有する必要に迫られたため。ObsidianのVault(保管庫)を自宅サーバーで運用しているNextcloudへ移行し、複数環境からのシームレスな共有を実現することにしました。本記事では、その具体的な手順と遭遇した問題、そしてその解決策について解説します。


💻 1. Nextcloud デスクトップクライアントの導入

Obsidianを導入し、ObsidianのVault(保管庫)を共有したいmacOSのPCにNextcloudデスクトップクライアントを導入しました。これにより、自宅サーバーのNextcloudとローカルPCのファイルシステムを同期させることが可能になります。


📁 2. Nextcloud上でのObsidian Vault用ディレクトリの作成

Nextcloud上に、ObsidianのVaultを格納するための専用ディレクトリを作成しました。また、今回は、macOS PC側は~/Nextcloud、Nextcloud側はinfo-shelf/Documents/Obsidianというマッピングにし、Nextcloud側info-shelf/Documents/Obsidianディレクトリを今後Obsidianを利用する全てのPCで共有します。


⚙️ 3. macOSとNextcloudの同期設定

Nextcloudデスクトップクライアントで、macOSとのNextcloudとの同期設定を行いました。macOS PCのディスク容量を考慮し、全てのフォルダを同期するのではなく、今回作成したinfo-shelf/Documents/Obsidianディレクトリのみを同期対象に設定しました。これにより、必要なデータのみ同期できます。


➡️ 4. iCloudからのデータ移行

iCloudObsidianフォルダに格納されていた全てのコンテンツを、macOS PCの新しいディレクト~/Nextcloud/info-shelf/Documents/Obsidianへコピーしました。


⚠️ 5. 長すぎるファイル名のエラー解消

データコピー後、Nextcloudとの強制同期を実施したところ、一部のファイルでファイル名が長すぎて同期できないというエラーが発生しました。この問題に対処するため、エラーとなったコンテンツのファイル名をObsidian上で短く修正しました(具体的には、対象コンテンツのタイトルを短縮しました)。この対応により、無事に全てのエラーが解消され、同期が完了しました。


🔄 6. ObsidianのVaultパス変更

同期が完了した後、ObsidianアプリケーションからVault(書庫)の指定を、新しく設定したNextcloud上のディレクト~/Nextcloud/info-shelf/Documents/Obsidianに変更しました。これにより、ObsidianがNextcloudと同期しているフォルダーを認識し、データの読み書きができるようになります。


🛠️ 7. プラグインの設定と追加導入

これまでの設定で、導入していたプラグインが引き継ぎが行われなかったため、以下の設定を行いました。

🛡️ コミュニティプラグインの制限モードの有効化

セキュリティを考慮し、コミュニティプラグイン制限モードを有効にしました。

📝 Thinoプラグインの導入と設定

迅速なアイデアの記録とデイリーノートの作成に便利なThinoプラグインを導入しました。

  • デイリーノートの新規作成ディレクトリ変更: Thinoから作成されるデイリーノートの保存先をobsidan_vault/Thinoに変更しました。これにより、Thinoディレクトリにメモを整理された状態で管理できます。

📚 Kindle Highlightsプラグインの導入と設定

KindleのハイライトをObsidianに取り込むためのKindle Highlightsプラグインを導入しました。

  • Amazon Regionの変更: 日本のKindleアカウントを使用しているため、Amazon Regionを「Japan」に設定しました。
  • Highlights folder locationの設定: ハイライトの保存先フォルダを「Kindle」に設定しました。

✅ まとめ

以上の手順を経て、ObsidianのVaultをiCloudからNextcloudへ無事に移行し、複数の環境から共有して利用できる環境が整いました。ファイル名の長さによる同期エラーなど、いくつかの課題に直面しましたが、適切な対処により解決することができました。Nextcloudを活用することで、Vault(保管庫)の共有が可能になり、Obsidianの利便性がさらに向上しました。

ObsidianのVaultをNextcloudで共有することで、あなたのワークフローはどのように改善されましたか? 他にも便利な同期方法があれば、ぜひコメントで教えてください!